女優で歌手の中山美穂さんが自宅で死亡。80年代1、2を争うアイドルシンガーとして活躍した軌跡 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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女優で歌手の中山美穂さんが自宅で死亡。80年代1、2を争うアイドルシンガーとして活躍した軌跡

 

◆喉の調子を崩し、声の伸びや音程に支障を来たした過去

 

 歌手としては当初、デビュードラマのイメージに引きずられていた感もあったが、映画主題歌『ビー・バップ・ハイスクール』で本人もスタッフも力が抜け、竹内まりや作品の化粧品CMソング『色・ホワイトブレンド』で高い評価を得る。

 さらに『クローズ・アップ』から『JINGI・愛してもらいます』『ツいてるねノッてるね』『WAKUWAKUさせて』『派手!!!』『5050』『CATCH ME』と続いた7作品では、可愛さを残しつつもノリのよさに徹した独自のサウンドを展開。そのうち、小室哲哉作品の『5050』は、90年代のアイドル・華原朋美が生まれて初めて買ったレコードでもある。ふたりが接近する呼び水のひとつになったという意味で、後世にも影響を与えた1曲というわけだ。

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